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夏の楽しみといえば、 NHKラジオ第一放送(AM 594Mhz)の「夏休み こども科学電話相談」です。 番組の趣旨は「小中学生のみなさんの科学に対する疑問や興味にこたえる番組」というものなんですがそのうちの何割かは、夏休みの自由研究に関するものだったりします。 小学生以下〜中学生までの子供が、「海はどうして青い?」「地球はどうして丸い?」「カブトムシはどうやって育てたらいい?」はては「カマキリの顔はなぜ恐いの?」なんて質問まで。 毎日、複数の分野の専門家たちがそんな子供たちの疑問に限られた時間の中でまじめに答えるのです。 たとえば「海はどうして青いのか」という質問ひとつとっても、僕らは当たり前だと思っているだけに、なぜ?ときかれたら、そう簡単には答えられません。専門家なら、その程度の質問はすぐに答えられるようです。ときに説明が難しすぎて(問題が難しすぎるから)、大人にも分かりにくかったりはしますがそこは先生方のがたの腕の見せ所。子供はわかったのかどうなのかわからないまま、 先生:「分かったかな?」 子供:「……」 司会のアナウンサー:「○○くーんどうかな?」 子供:「うん、わかった」 司会のアナウンサー:「じゃあねー」 子供:「ありがとござました」 なんてこともたまにはあります。 でもいくら専門家とはいえ、「カマキリの顔はなぜ恐いの?」なんてあまりに質問が素朴すぎた場合、困ります。大の大人が、専門分野なのに、子供相手に困ってしまうのです。でも先生たちはプロなので答えたいんです。 そんなときは、さりげなく別の角度から子供に考えさせたり、ぼかしたり、もうはぐらかしてしまったりします。 質問によっては「それはね〜先生にも分かりません」と言うこともあります。そういうのは例えば、宇宙の外はどうなっているのかなんてことは分からないようです。答えがあると思っている子供にとっては、大人が、しかも先生が「分からない」っていうことは驚きのようです。そんなときはだいたい僕も驚きます。現在の科学の限界が身近に感じられるんです。 たいていは、ほう、とうなるような質問と答えばかり。現在ではまだ分かっていないということすら貴重な知識。聴けばぐんぐん頭が良くなる気がする。 昨日は、大豆についてのびっくりする知識を得ました。あまりに驚いたのでしばらく口が開いてしまった。
by tthp
| 2005-08-24 04:19
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